わたなべ　ちひろ（Chihiro Watanabe）

1944年生まれ。桑沢デザイン研究所卒。 舞台照明、装置デザインの仕事を経て、1966年以降、グラフィックデザインをてがける一方、様々な技法＝油彩･水彩・エナメル･アクリル･色鉛筆･ペン＝で絵画作品を発表しつづける（新宿・椿画廊、吉祥寺・ポエムギャラリー等）。 1978年、銅版画を始める。1979年、日本版画協会奨励賞受賞。（養清堂、みゆき画廊、松明堂ギャラリー等） 海外ではポーランド（クラクフ、ワルシャワ）、チェコ（プラハ）等で個展。 1994年、著作『ざくろの空−頓珍漢人形伝』で第一回蓮如賞受賞。 1996年、島原有家町の依頼でキリシタン銅版画復刻。 1998年、復刻版画をセビリア大聖堂、ローマ法王に献呈。 2001年、著作『殉教（マルチル）の刻印』で第8回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。 チェコ国立版画美術館にエングレーヴィング作品『象の風景』シリーズ収蔵。 長崎純心大学博物館らカラーメゾチント作品『長崎』シリーズ収蔵。 日本ペンクラブ会員。 [画集] 『叛吐』・『掌画集』（レクラム社刊）、銅版画集『象の風景』（用美社刊） [著作] 『ざくろの空−頓珍漢人形伝』（河出書房新社刊） 『殉教（マルチル）の刻印』（小学館刊） [住所]東京都国分寺市東恋ケ窪3-16-40 (〒185-0014)